皆さんのよく知るあの景色とは一味違う特に冬に美しい後立山連峰。（大町〜白馬村辺り）

実は、冬の北アルプスはこの近辺が一番綺麗なんです。
まさに生の写真集が目の前にあります。

寒いですが、長野には温泉が沢山あります。きっとほっかほっかになりますよ。
是非皆さん冬の信州へ！

その麓に広がる大町市に、なんと新しいワイナリー【大町ノーザンアルプスヴィンヤード】が誕生しました。
このワイナリーは、10月に5HORNパルコ店前にて開催された信州ワインサミットに参加し、その存在を初めて知りました。
長野県内から選りすぐりのワイナリーが参加、
そして松本市内で人気のフレンチ・イタリアン・バル、その他飲食店等が集結したとても大盛況なフェスタでした。

その数ある中から見つけだした宝物のような小さいワイナリーです。

後日、造り手の方（若林社長）ともお会いすることができ、熱い話を聞くことができました。
特にソムリエとしてびっくりするエピソードも伺い、ますます興味が湧いてきました。
いつの日か、その“びっくり”の源が開花することを願っています。

ワインコメント

今回は２種類で、白はシャルドネ、赤はメルローです。

白は、さわやかなでフレッシュな葡萄の香りと果実味、心地よい樽香の余韻がしばらく続いていました。
赤は、正直飲むにはまだ早いと造り手の若林社長もおっしゃっていましたので、飲む前日にワインを抜栓しておき、
デキャンタ—ジュ（他の専用瓶に移しかえる作業）をし、少しでも空気に触れさせ柔らかくしてからテイスティングしました。
実際、おっしゃる通りでしたが、確かに今後が楽しみなワインでした。

ちょうど１月１９日から五千尺ホテルフェアが開催されている最中でしたので、ワイン好きの常連様にも特別に試飲していただきました。

やはり白ワインが気に入られ、とても香りがさわやかで美味しいとコメントをいただきました。
ワインのラベルには、堂々と葡萄農家の屋号が輝いているのが特徴です。

このように、小さくてもしっかりと将来を見据えた【大町ノーザンアルプスワイナリー】
そして、白ワインは今シーズンから登場する予定です。
赤は、しばらく我がワイン庫にて、ゆっくりと寝ていてもらうことにします。
皆さんお楽しみに。

五千尺ホテルソムリエ　谷口充