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【5月12日小浜シェフSPディナー】シェフが語る「特別な食事、ふだんの食事」

5月12日の五千尺ホテルでは1日限定の「小浜シェフのスペシャルメニュー」ディナーが開催されます。毎年贅を尽くした素材を小浜シェフが腕をふるい、自らの「今」を表現しご宿泊の皆様に楽しんでいただく一夜です。

今回はスぺシャルメニューを思索中のシェフに、自身にとっての「特別な食事」、そして「ふだんの食事」について訊きました。


――シェフは「特別な食事」というと何を思い浮かべますか。

小浜 「特別な日の食事」というとまず思いつくのは誕生日とか記念日だと思うんですが、上高地五千尺ホテルにお越し下さる方々のことを考えると、それはすべてのお客様が「特別な日の食事」をここでされるということだと思います。
だから、僕は毎日「特別な食事」を作っているんだという感覚で臨んでいるつもりです。

でも…相手によって例えば、これは会社のお客様だから、良く知ってる方だからということで料理に色をつけたりとか…他のシェフはしてるかもしれませんが、僕はそういう「特別」なことはしたくないって思っています。

もちろん今度のスペシャルメニューの日は、僕のスペシャルな料理を目的に来て下さる方々だと思いますから、そこは期待以上のものを出したいという気持ちです。

うーん…でも意識しないで普段通りの仕事をしたいですね。

――いつもはみんなと一緒に従業員食堂ですが、休日など普段はどのような食事をしてますか。

小浜 えーと…身体に良いものを摂ろうという意識は普段の食事ではしようとしてますね。あ、納豆とか…以前はあえて食べようとは思ってなかったんですけど最近は食べてます。

自分のルーツを辿ると、実家が農家やってたり、母親が看護師だったこともあって、身体を作る食事というものはきちんとしよう、というのはあります。
ちょっと最近考えているのは…自分が80歳になっても、この料理を作る仕事をやり続けていたいと思うようになって。だからこそ健康でいよう、食事は気をつけようって思います。

休日の食事といえば…松本市内の「ダ・クイ」(イタリア料理店)とか「オークリヨー・ド・ヴァン」(フレンチビストロ)とかよく行きます。ああいうところに行くと、そこの国の空気を感じられるようでいいですよね。シャンパンなんか飲みながら…

――今回のSPディナーは例年より少し早めの開催です、春の素材についてどう思いますか。

小浜 春は食材のヴァリエーションが一番多いと考えています。 色々と美味しい季節ですね。

野菜の春の苦み、フランスの食材で言うとキノコ…モリーユとか、フルーツも…夏もいいけど今の時期だったら、日向夏とか柑橘もいいし…デザートでは苺をちょっと面白く使ってみたいと思っています。クリームとかではなくあえて違う形で…

肉に関しては全国から色々良いものが手に入るようになったので…宮崎の赤牛とか花悠仔豚とか、色々思案してます。

とにかく春にメニューを考えるのは楽しいです。変化もつけやすいし…

――SPディナー楽しみです。

小浜 目標の第一歩として長野県で一番の料理を作りたいってのは常々思ってたんですが…今、それに近づきつつあると思ってます。

秋には「ランベリー」の岸本さんや田崎真也さんら、世界を視野に活躍している人との仕事もシーズンの後半には控えてるし、もっともっと上の素晴らしい仕事をしていきたい、高みに上がりたいと思います。

まずはシーズンのスタートをこのスペシャルメニューの仕事でそれを表現したいです。


おかげさまで、春の小浜シェフスペシャルメニューディナーは満席。
スタッフ一同も12日を楽しみに準備しております。

そして9月10日の秋のスペシャルは五千尺100周年記念企画として、ミシュランスターシェフ『ランベリー』岸本直人シェフを招聘し、五千尺小浜シェフと谷口シェフソムリエとともにコラボレーションしたディナーを開催します。

こちらはまだ若干のお席があります。
この夢の饗宴は今年限りです。このブログをご覧のみなさまのお越しをお待ちしております。

秋のスペシャルディナーのご予約はこちらから↓

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