2025.05.14/五千尺ホテル上高地/五千尺ホテル上高地
ユネスコ無形文化遺産「日本の酒」スペシャルディナー
”A Taste of Japan Spirits with GOSENJAKU”
日本ワインや日本酒とのペアリングをテーマにしたスペシャルディナー
2025年6月14日(土)。日本の豊かな酒文化と珠玉の料理が織り成す、一夜限りの至福のひととき。
古来より日本では、日本酒や焼酎といった独自の酒文化が発展してきました。近年では、日本人の匠の技が生み出す日本ワインがその魅力と品質の高さで世界中から注目を集めています。
上高地は日本を代表する山岳リゾートとして年間を通して多くの訪問客を迎え、その美しい自然と静けさが多くの旅行者の心を捉えています。
2025年初夏のスペシャルディナーでは「日本の酒と五千尺キュイジーヌ」をテーマに上高地の美しい景観を背景に日本ワイン、日本酒、焼酎の最高峰を楽しむ贅沢なひとときをご提供いたします。
日本のお酒をとりまく最新トレンド~ユネスコ登録からワイン、島酒まで
日本の酒造りが世界に認められ、各地で新たな展開をみせています。伝統が息づく酒造技術と、独自の進化を遂げるワインや焼酎、そして土地の個性が息づく酒。その奥深い魅力について紐解きましょう。
独自の発展を遂げた日本ワイン
世界的に注目される日本ワインは特にその繊細な味わいと高い品質で評価が高まっています。日本の風土に適応したぶどう品種を生かし、細やかな醸造技術で仕上げられた日本ワインは、フルーティーでありながらも上品で、料理にそっと寄り添うような特長を持っています。近年、山梨、長野、北海道などのワイン産地から高品質なワインが次々と登場しており、国内外から注目を集めています。
日本の「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産登録
2024年12月5日「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。「伝統的酒造り」とは日本酒、焼酎、泡盛、みりんといった、こうじを使って製造する技術で長く受け継がれてきた日本の文化。世界に認められた日本の酒文化を五千尺ホテル上高地でご体感ください。
「GI 東京島酒」として八丈島の焼酎が指定
2024年3月13日、「東京島酒」が地理的表示(GI)として指定されました。焼酎のGI認定は、2005年以来18年ぶりであり、日本では「壱岐焼酎」「球磨焼酎」「薩摩焼酎」「琉球泡盛」に続いて5件目となります。GI制度は、地域が共有する「産地名」の適切な利用を推進する制度で、伝統的な製法や産地特有の特性が品質などに結びついている酒類や農産物を、国が地域ブランドとして登録し保護するものです。
選び抜かれた日本ワイン、日本酒、焼酎、梅酒が登場し、それぞれの料理に合わせて提供されます。和食のみならず、フランス料理と組み合わせた時にどのような味わいの変化が生まれるのか、日本酒や焼酎の新しい楽しみ方をご体験いただけます。特に小浜料理長の繊細な味付けと酒の組み合わせは、味覚の新しい冒険になること間違いありません。
一夜限り、究極のペアリングラインナップ
1.中央葡萄酒 グレイスワイン ブランドブラン
数多あるワインコンクールで最も権威あると言われるロンドンのIWC(インターナショナルワインチャレンジ)でプラチナを獲得した世界的にも有名なワイナリー。特別な夜の最初の一杯にふさわしいスパークリングワイン。
2.カーブドッチ アルバリーニョ
新潟県の角田浜。海岸沿いにあるワイナリーであり、風土を表したワインをつくる。スペイン原産のアルバリーニョはカーブドッチが日本で最初に栽培を始めたブドウ品種。砂地で栽培されるアルバリーニョは、まさに土地を表す素晴らしい味わい
3.八丈興発 麦冠 情け嶋
「GI東京島酒」に認定された東京都八丈島の麦焼酎。島伝統の麦麹を生かし、麦の甘味のある香ばしさを残すため常圧蒸留での造りにこだわった逸品。焼酎としてはかなり珍しい三ツ星フレンチでも取り扱われている銘柄
4.甍酒蔵 銀紅
長野県北安曇郡松川村の日本酒。松本の大信州酒造で長年杜氏として活躍してこられた、田中勝巳杜氏が独立し立ち上げた酒蔵。農薬や肥料を減らして栽培されたお米と、北アルプスからの軟水でつくられる。生産数が非常に少なく流通されない希少な酒
5.安心院葡萄酒工房 安心院ワインシャルドネリザーブ
大分県のワイナリー。完熟した葡萄だけを厳選して使用した、贅沢なワイン。「日本ワインコンクール(JWC:Japan Wine Competition)2024」において、最上位の賞となる「グランドゴールド賞」を受賞した今注目の日本ワイン
6.SUNTORY FROM FARM 登美
G7伊勢志摩サミット、G7広島サミットなど世界の首脳との外交の場で供され、長年日本ワインをリードする存在として君臨してきたサントリー「登美の丘ワイナリー」。その頂点に位置するワイン、それが「登美」です
7.梅リキュール 星子
“伝説のバーテンダー”と呼ばれるデニー愛川が手掛けたリキュール。2005年に完成以来、長年親しまれている。ウォッカに紀州和歌山の厳選された梅を漬けこみ、数種類のハーブやスパイスで香り付けした特別なリキュール
日本人の創るフレンチ:五千尺キュイジーヌ
小浜英展が創り出す「五千尺キュイジーヌ」は、日本の四季折々の食材をふんだんに取り入れ、フランス料理の技法を用いて独自の料理として表現されます。小浜料理長の料理は日本の風土や季節感を大切にしながらも、素材の旨味を最大限に引き出す繊細な手法が特徴です。
スペシャルディナーでは料理長が手がけるフランス料理と日本酒、焼酎、ワインとの意外性あるペアリングが楽しめます。フランス料理の繊細さと日本の食文化が融合することで生まれる新たな味覚体験は、他では味わえない五千尺ならではの楽しみとなることでしょう。
上高地の澄んだ空気の中で小浜料理長が創り上げる一皿一皿を堪能しながら、日本とフランスの食文化が織り成す饗宴をお楽しみください!
“A Taste of Japan Spirits with GOSENJAKU” 開催は2025年6月14日(土)
料理長・小浜英展が自身のテーマとするのは「素材の発酵と熟成」。彼の熟練の技が紡ぎ出す料理の数々に、日本全国から厳選された至高のワイン、日本酒、焼酎をペアリングいたします。一皿一皿が素材の持つ真の美味を引き出し、さらに酒との絶妙なハーモニーで新たな境地へと導きます。
料理とペアリングされるお酒は、日本全国から取り寄せた最高級品のみを使用し、まさに「日本の粋」と言われるものを皆様の前にご用意します。
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