上高地の自然環境保全の歴史は明治42年、高山植物の採取禁止に遡ります。一帯が保護林に指定されてからは、伐採が進んだ山々にカラマツを植林。鳥獣保護や禁漁もはじまり、マイカー規制も導入されました。さらに清掃や外来種除去、環境調査などが継続されています。自然とともに生きるためには、人が自然と真摯に向き合う必要があることを上高地は示してきました。その活動と精神を皆様と共有し、ともに未来につなげたい。その思いから当サロンは生まれました。

わたしたちが提案するワーケーションは、社交的な集まりを示す「サロン」という言葉を冠しています。独自調査によると、ワーケーションを通じてワーク・ライフ・バランスのみならず、新たな環境や人と出会いから仕事へのイノベーティブを期待する声が多く聞かれたためです。ワーケーションはモチベーションや組織コミットメントを向上させるともいわれています。そのより高い効果を求めて、人が集い、学び、言葉を紡ぎながら交流が育まれる場所を目指します。

「ネイチャーサロン」は環境意識の高い企業様に向けてご提案しているワーケーションプランです。多様な企業様にご利用いただくこのサロンは、勉強会、座談会、アクティビティなど、すべてのプログラムにおいて企業間交流が可能です。業種を問わず環境という言葉のもとに集まっているからこそ、その議論は熱を帯び、より良い発想や人脈の形成につながると考えるからです。上高地で生まれた交流が未来を変える。わたしたちはその結び目として尽力いたします。